2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

対談

再び某雑誌の企画で植田さん、中谷さん、塚本さんの対談を拝聴。あまり内容を書けませんが、70年代の住宅がテーマなんだけれど、その前後の話も存分に聞けました。この前も坂本先生とゆっくり話しましたが、やはり過去の知識が足りない。まだまだおもしろ…

My Lost City

再びフィッツジェラルドの短編集、村上春樹訳。5つの短編と、1つのエッセイからなる。 表題になっているマイ・ロスト・シティがエッセイ。ニューヨークを中心とした自らの半生の栄枯盛衰を書いている。彼自身の生活と彼の作品の距離がきわめて近いことがよ…

東京組

東京組という世田谷に本拠地を置くデベロッパーが企画した、建築家の建て売り住宅のオープンハウスへ。みかんぐみ、石黒由紀さん、若松均さん、納屋さんの4組が設計した4戸の住宅。それぞれ敷地が30坪ほど、延べ床が150未満程度の3、4層。 角地にみかん…

代田の町家

某雑誌の取材に同行。坂本先生、ICUの長田さん、編集の長島さん、カメラマンの今井さん、僕というメンバー。一応、編集の方に誘ってもらったんだけれど、先生の部屋の人間でもあるし、立場的には微妙な位置。先に長田さんらと駅であう。作品は少しだけ知って…

バビロンに帰る

フィッツジェラルドの短編集、村上春樹訳。フィッツジェラルドは「華麗なるギャッツビー」を原文で読んだことがある。1920年代の華やかな時代を描いたもので、その華やかさの裏側にある、一筋縄ではいかない不安感や焦燥感が些細なところから感じることが出…

Palace and Mosque

art

お昼に久しぶりにバワリーキッチンへ。すごく込んでいたから仕方ないかもしれないが、サービスの質がかなり低下している。3年前はみんなフレンドリーで楽しかったのに、面白くない店になってしまった。 それはそれとして、砧公園にある世田谷美術館の「宮殿…

最期の瞬間のすごく大きな変化

グレイス・ペイリーという、アメリカの女性作家の短編集。この作家、今はかなりの高齢だそうだが、今までにこの短編集を含めたった3冊の短編集だけで、アメリカでの地位を築いているらしい。とりわけ女性には好評のようです。というのは、短編の半分くらい…

KASKADE@UNIT

前にも書いたKASKADEのイベント。1時くらいに車で現地に到着。それから終了する5時過ぎまでずっと踊り続ける。外タレのイベントに一人で行くのは初めてで、まったく知り合いのいない状態。むしろ好きなアーティストの場合、そのほうが音楽に集中できていい…

Equipment Roof House

サスティナブルがテーマのコンペの応募案です。以前の「那須の別荘」計画案のバージョンアップとして考えています。 前回と大きく違うのが北側についている、放射冷却を利用した冷房システム。夏期に夜間の放射冷却を利用して、コンクリートの躯体を十分に冷…

コンラッド東京

ひょんなことからコンラッドのシティービュースウィートに泊まることに。というのも、某リッチな友人と飲むことになって、僕の最近の活動を聞きたい、と。ゆっくり話せるところがいいからって、そんなところに。 とにかく豪華、金のかかっているの一言。恐ら…

大いなる遺産 その2

悪戦苦闘の末、前述のディケンズ「大いなる遺産」を読了。延べにして900p近い量。上巻の後半くらいからはもう文体になれて、ずいぶんと読みやすくはなりましたが。 イギリスの大御所というだけあって、気が付いたら読むスピードは上がらないにしろどっぷりと…

Phoenix Building

これは正確には10月16日付け。ISHHO Architectsの江戸川区のほうにある、共同住宅兼オフィスのオープンハウスへ。駅から徒歩10分ほどの場所にあるのだけれど、その駅周辺というのが僕にとっては東京らしからぬ場所。山手線の東側の東京には典型的かもしれな…

楽天、三木谷

僕は起床するときには必ずと言っていいほどテレビをつけて、ダラダラと布団の中で「とくダネ」を見ているんですが、今朝はTBSを買収するだのしないだのの三木谷さんが出演していた。野球好きなら楽天とベイスターズの扱いがどうこうだのが気になるだろうし、…

nano

買ってしまいました。2Gで黒。以前にshuffleを落としているから、もう2度と同じことは繰り返すまい。必ず鞄の中の奥底に入れて持ち歩きます。ちなみに前はズボンのポケットに入れて落としました。これでまた通学の時間が活き活きしたものになるでしょう。そ…

踊る大走査線

民放でやっていたのを、暇だったから観てみる。ちょいと周りがうるさかったので、珍しくヘッドフォンをテレビに繋げて。これでびっくりしたのが臨場感。別に家のテレビは大して大きいわけではないので映像の臨場感はもちろんないのだけれども、音に関しては…

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

60年年代のパリ9区、Rue Bleue を主な舞台にした映画。両親に捨てられたユダヤ人の少年モモと、いわゆるアラブ屋というフランスでいうコンビニを経営するトルコ人のイブラヒムとが心を通わせていくハートフルストーリー。舞台となっているRue Bleueは娼婦街…

Here & Now

こちらはkascadeのベスト盤。アナログでいくつか持っているものの、これだけまとめて聞いてみるとこの人がいかに才能があるかってことがよくわかります。美メロ女性ヴォーカルの一番の人じゃないかな。ちなみに10月22日にUNITにくるんだけれど、誰か一緒に行…

the dancer

久しぶりにタワレコへ。最近はすっかりレコードしか買っていなかったので、久しぶりに行ってみると欲しいものが大量に。とりあえず、随分前に出ていたinoue kaoruのthe dancer。ジャケがかなりカッコいい。本当はアナログが欲しかったけれど、かなり早い段階…

秋刀魚2

一昨日と同様に、炭で秋刀魚を焼いて食う。今回はフランス時代の友人らを招いて4人で。火の加減があんまりうまくコントロールできなくって、かなり強火の状態で秋刀魚を焼いたのが失敗。骨の周りは赤いくせに、表面は炭化。まあ大丈夫だろうと思って食べたの…

白猫黒猫

ぱっと見でわかるかとは思いますが、少々日記のページのデザインを変えました。とはいえ、文字が小さくなったりしただけです。あとは今までの日記をカテゴリー別にわけるなんてこともしてみました。とりあえず今年の分はわけてみましたが、やはり映画の感想…

秋刀魚

誤って書いた日記を消してしまいました。要するにこういうことだったわけですが。

大いなる遺産

19世紀後半のイギリスの作家、ディケンズの長編小説。かなりポピュラーな人らしいけれど、よくよく考えてみたら外国の過去の作家のものはあまり読んだことがなかった。完全に村上春樹の影響でアメリカならフィッツジェラルド、レイモンドカーヴァー、ヘミン…