2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新緑

緑が丘なる駅をおりて、昨年に白く塗り直された弧を描いた大学の門を通る。昨日、今日と汗ばむ以上に汗をかく陽気のせいか、桜の樹が見事な濃い緑の葉っぱを携えていた。1ヶ月前は青空を隠すほどの薄いピンクで覆われた坂道は、今では青空を隠す濃い緑に換え…

Bad Education

濃い。ゲイ同士のきれいなベッドシーンと汚いベッドシーンがみられる、貴重な映画です。アルモドバルのテイストが存分に出ている映画だと思います。宣伝で「究極の愛」だかなんだかと書いてありましたが、それはよくわからずも、映画の構成自体がとてもおも…

寂しげな目と大切な何か

ゼミの疲労でどっぷりの帰りがけ、渋谷駅の南口の山手線池袋方面の向かって左側の階段の踊り場でケンカがあった。いつもは右側を登るのだけれども、ちょいと新宿で下りる予定だったので左側から行こうとすると、乗客のみなさん歩みを止めていらっしゃる。別…

オーシャンズ11

12がやっていたんで、11をまず観ておこうと思って。基本的に日記に書いているよりも映画はけっこう見ていて、ここに書いているものは秀作ってことなんですが、オーシャンズ11もあまり期待はしていなかったものの割合面白かったです。まさにハリウッドらしい…

モーターサイクルダイアリーズ

恵比寿ガーデンシネマで未だにやっています。前から観よう観ようと思ってみてなかった作品。ガエル・ガルシア・ベルナルがかっこいい。ストーリーは1951年にチェ・ゲバラが南米を旅行したときの話で、当時23歳。旅行中に24歳になる、ということはちょうど今…

メトロポリス

手塚治虫原作、大友克洋脚本、りんたろう監督のアニメーション映画。基本的には手塚治虫のキャラクターを使っているんだけれど、その周りの書き込みの量とかが半端なく多い。いつも漫画で見る手塚治虫の世界がよりリアルに表現されていて、もうそれだけで楽…

ウィールアレッツ

ベルリンの大学のウィールアレッツスタジオの人らがやってきました。実は先週の金曜日に僕の研究室の作品を見に来るということで、いろいろスタンバイしていたにもかかわらず30分前にドタキャンをするという、とんでもない奴ら。僕が窓口になっていたので、…

林昌二

大学院の授業で林昌二氏来校。新建築者の副編集長である橋本純氏とともに。日建設計に入社したての頃の木造小住宅(日建が小住宅!!という感じですが...)、掛川の市庁舎などの自作の紹介を交えて、山口文象の小住宅も引き合いに出しながら戦後の建築界の状況…

日和下駄

「変わりやすいは男心に、秋の空」 永井荷風の随筆集で江戸から東京に変わっていく風景を蝙蝠傘を手に下駄を履いて散歩してトピックに沿ってつらつらと書き並べた随筆。かなり面白い。変わりやすいは女心じゃなかったっけ??

花見3

大岡山にて4研究室合同のお花見。見慣れた顔あれば懐かしい顔もあり。初対面なのに少しだけ知っている人や、一度会ったきりネット上でやりとりがあったひとであったり。僕に関する奇妙な噂が流れているのも方々から耳に入る。そんな憶測が飛び交う前に、やは…

花見2

旧通産省でバイトしている友人と神田川で花見。金曜日の夕方ということもあってサラリーマンが所狭しと風呂敷ならぬビニールシートを広げて、グループによってはちゃぶ台を持ち込んで肩を寄せ合っている。その意気込みの凄まじさは他人の迷惑を顧みず。それ…

あの頃を思い出す小さなこと

前日に電話で呼び出された某I事務所に朝から出向く。コンペの打ち合わせようの模型を作って欲しいとのこと。ここ数日怠けていたのでこれは良い機会だとばかりに快諾した。前回に手伝った時よりも随分と進展はしているようで、楽しげにはなっていた。以前にも…

ジョゼと虎と魚たち

ツタヤに1本残っているのを発見。早速、見てみる。 なんてことはない、彼女との出会いと別れの話なんだけれども、池脇千鶴演ずるジョゼがよすぎる。確かに極端で奇をてらった役作りにもみえるんだけれども、それもジョゼの背負っているいろんなものを含めて…

疼き

先日、フットサルをやったときに負傷した右ひじの怪我が疼いて寝られないほどに。余りにも痛いのでノーシンとか飲んでみるも殆ど効かず。本当です。