2012-01-01から1年間の記事一覧

できそこないの男たち

トマス・モアの「ユートピア」を読んでいる途中なのですが、ちょこっと別の本を読み始めたら面白かったので。「できそこないの男たち」福岡伸一、光文社新書著者の前著「生物と非生物のあいだ」が面白かった記憶があるので、BOOK OFFで4ユーロで見つけたので…

追記(121214 16:30):モリスが抱いていた中世の世界像ももちろん理想化されていて、もちろん中世だってそりゃ酷い社会だったかと思います。中世まではいかないけれども、ブリューゲルやヒエロニムス・ボッスが描いている絵とか中世のキリスト教絵画を見ると、現実の世界はそんなに生易しいもんではなさそうです。

ユートピア便り

ほぼ1年振りの更新。 掲題の「ユートピア便り」は19世紀にウィリアム・モリスというイギリス人の思想家・デザイナーによって書かれた小説。人となりはこちら。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ウィリアム・モリス 建築関係の方ならばレッド・ハウスやArts and…

パリの道

こちらのブログはずいぶんと更新していませんが、 別枠で「パリの道」ブログを始めています。 http://ruedeparis.blog.fc2.com/

イコノグラフィー/受胎告知

art

今回のイタリア旅行ではかなりの数の美術館、教会を廻って、絵を見ました。ルネサンスまたは中世の絵画が中心になりましたが、そこに描かれている内容の多くはキリスト教なりギリシア神話の知識がないとさっぱり分かりません。幸いにして僕の奥さんはキリス…

ガララテーゼの集合住宅

イタリアから戻ってからずいぶんと時間が経ってしまっていますが、なかなかブログ更新のペースが上がりません。記憶が薄れないうちに書いておいた方が良いのでしょうが、「何を書くべきか」ということを考えて筆が止まってしまいます。こんなエクスキューズ…

New Year 2012 in Siena

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。クリスマス休暇から元旦にかけてイタリア旅行に行って来ました。ミラノから入って、ヴィチェンツァ、ラヴェンナ、フィレンツェ、シエナと廻って、パリに戻って来ました。パリにいるとイタリア…