ロンドン3

午前中は奥さんが学校に行っているので、僕はナショナルギャラリーへ。こちらの美術館は常設展はほとんどタダなのが良い。ちょっと時間があればフラッと立ち寄れる。これまた詳細はこちら↓
http://www.nationalgallery.org.uk/
詳しくは分からないけれど16世紀ぐらいから近代までの絵が主にあるのだろうか。イギリスではターナーやら、オランダのレンブラントの肖像やフェルメールなど、あと印象派もあった気がする。ホルベインの絵をじっくり見たけれど、それ以外はあまり覚えていない…。


昼頃に待ち合わせをして近くの公園でサンドウィッチを買って昼食、昼寝。ボンドストリートという高級ブランドが並ぶ店やリバティというハイセンスなデパートなどお洒落スポットを散策。ファッション関係のお店は日本のそれよりも、僕としては楽しかった。なんと書けばいいのかな…、発信している感がありました。よくわからんか…。


夕食にはmomoというモロッコ料理を食べに行く。サモサみたいな前菜やらクスクスを食べてお腹いっぱい。そのお店はインテリアがそれらしく作られていた。途中、時差による睡魔に負けてデザートまで辿り着けず。やはりクラブでDJした足で飛行機に乗るのは、後々の影響が大きい。

ロンドン2

cube32009-06-01

奥さんは午前中学校な筈だけれど、僕が来て早速リズムが狂った。僕に付き合って、一日学校は休むことに。
ということならば、多少時間をかけて行くような所に行こうと言うことで、いきなりキューガーデンズへ。と、思いきや、実はキューガーデンズは家からたった3駅程度の場所にあった。ロンドンの中心地より断然近い。ハーフボトルの赤ワインとこれまた自炊のラタトゥィユのパイを持参して。
キューガーデンズについての基礎知識はこちらに任せるとして↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Kew_Gardens
クリスタルパレスと同時代に建ったと思われる?(定かではない)パームハウスというガラスの建物が良い。今では恐らくできないであろう(どちらかといえば法規的、経済的に)、鋳鉄の線材がふわっと架構としてかかる様は軽快で、全体のプロポーションもギリギリ野暮ったくない程度。ところどころボロはあるけれど、やはりずいぶんと大切に管理されているのがわかります。
あとAR誌やTopos誌などにも確か掲載されていたY字柱で支えられた空中歩廊などもありました。古典的な庭の中に積極的に現代の構築物を造って、かつそれらが互いに成立しているというのが良いなと思いました。


その後、一旦自宅に戻り昨日の残りのパッタイとトムヤムを食する。レモングラスを追加したら抜群においしくなって、これは今までに食べたトムヤムクンの中で一番ウマかった。


その後、僕がロンドンの街を見たいとワガママを言ったので、バスで街を西から東へ横断し、その後徒歩でぶらぶら歩き回る。夕食にSOHO辺りのインド料理屋でカレーを。ここでイギリス人の味覚をみくびっていました。店員さん(アングロサクソン)が「ちょっと辛い」というカレー、絶対に余裕だろうと思ったら、汗が出る出る。

東京→ロンドン1

Harvest@everでのDJを終え、その足で奥さんの自宅に置いてあったスーツケースをピックアップして6時発の成田エクスプレスに乗り込む。アシアナ航空、ソウル経由でロンドンに向かう。
今回は空気で膨らます枕を成田にて購入。これがすごくいい、クビが痛くならない。
延べで15時間程度の旅立ったでしょうか、ロンドンの空港まで奥さんが迎えに来てくれる。家はヒースローから30分程度のロンドンの西郊外。彼女に言わせると、東京で言えば阿佐ヶ谷だそうだ。ただし住んでいるお宅は築100年程度とのこと。閑静な住宅街で3〜4層程度の建物が並ぶ。さすがに設備関係は日本に比べるといまいちだけれど、狭いなりに天井は高くて悪くはない。近くに大きな公園がある。本当にヨーロッパの公園は気持ちがいい。夏になれば、夕方にワインとつまみを持って行くだけでこの上なく幸せになれる。
同居人のAlexと挨拶を交わす。
夕食は自炊。パッタイトムヤムクンを作ってくれていた。彼女のタイ料理は本当にウマい。さすがにタイ好きを公言するだけあって、またおいしいタイ料理も食べているので味が分かるのだろう。僕も好きなのだけれど、何が入っているのかはほとんど知らないし。

harvest

こんばんは。ブログを再開するつもりがなかなかネタが無くてアップできていませんね。
そんなこんなですが、明日土曜日にまたclub-harvestにてDJをしますので、お時間のある方は遊びに来て頂いて、僕コミュニケーションを取って下さい。ちなみに今回は10:30~、2:30〜と45分ずつ2回やることになっているので、Tech HouseとAfro Houseとで選曲を分けてお送りしたいと思っています。いずれにせよマニアックなのであまり違いが分からないのでは、との指摘もありますが…。詳細は以下から見て下さい。
http://www.club-harvest.com/


ちなみにですが、DJした後朝一で、不眠不休でロンドンに向かいます。15日までイギリスにおりますので、帰国したら再びブログも充実することかと思います。

ダヴィンチコード

土曜日のゴールデン洋画劇場で見ました。舞台がフランスとイギリスにまたがっていて、フランス語と英語が本来的には混じっているのだろうけれど、吹き替えだからその差がなくなっている。全てが日本語になってしまうと、会話とか立ち振る舞いの前提がいまいちぼけてしまっているような気がする。副音声で一応確認したら、ちゃんと英仏、役によって話す言語は違っていたし。以前、「スターリングラード」で舞台がロシア、ドイツでみんなが英語を話していたのは、ずいぶんとおかしかった印象がある。とはいえ、一方で吹き替えは字幕を見なくても良いという事実も大きなこと。字幕に気を取られて役者の表情などを見落としていることはよくあるだろうし。
なにはともあれ、エンターテイメントとしてそれなりに楽しめた。背景が懐かしい感じもしたし。

マルタン・マルジェラ

そういえばこの前に、母の日に贈るための花を買いに表参道辺りを自転車で走っていたら、天気予報では曇りの予想だったのだけれどそれなりの強さで雨が降ってきて、逃げる様にしてGYRE表参道に入った。このMVRDVの作品についてはさておき、久しぶりにマルジェラを見に行ったら隣りでアーティザナル・コレクションの展覧会がやっていた。アーティザナルが何ぞやという事は↓に任せるとして、
http://www.martinmargiela.co.jp/jp/exhibition.html
非常におもしろかった。例えば空軍の兵隊が被っている帽子によるブルゾンというモノがあったのだけれど、1つの見方としては帽子を繋ぎ合わせればブルゾンにだって何にでもなるというブルゾンの枠組みを壊して自由なモノのあり方を感じる一方で、出来上がっているそのものが誰がみてもオーセンティックな純然たるブルゾンとして成立させていて、そのコードからはギリギリのところで出て行かない、そんな緊張感を感じた。(なに言っているのだかとても分かりにくいでしょうが…)
マルジェラの魅力はまさにモノのコードの瀬戸際にある。一見すると何でもない服が多いですが、不思議な魅力があります。

hair spray

cube32009-05-09

ひょんなことから赤坂に出来た超高層マンションの内覧会に同行することになり、なんだか疲れてしまい夕方から3時間程熟睡。携帯メールで目を醒まして、なにか食べたいと思い階段をおりたら、たまたまテレビでやっていた映画で後半しか見れていないと思う。恐らくそんな偶然でもない限り、興味を惹かれなかったミュージカルなのだけれど、これが見てみると案外おもしろい。ミュージカルだから不思議なもので、話の筋が分からなくても歌と踊りのレベルが高ければそれなりに楽しめる。ミュージカル映画ってあまり多くはないかと思いますが、「Rent」や「Dream Girls」などハズレがない気がします。僕は音楽にやられているだけかもしれませんが…。
ちなみに筋書きとしてはおもしろくないということも、加えておきます。