ダヴィンチコード

土曜日のゴールデン洋画劇場で見ました。舞台がフランスとイギリスにまたがっていて、フランス語と英語が本来的には混じっているのだろうけれど、吹き替えだからその差がなくなっている。全てが日本語になってしまうと、会話とか立ち振る舞いの前提がいまいちぼけてしまっているような気がする。副音声で一応確認したら、ちゃんと英仏、役によって話す言語は違っていたし。以前、「スターリングラード」で舞台がロシア、ドイツでみんなが英語を話していたのは、ずいぶんとおかしかった印象がある。とはいえ、一方で吹き替えは字幕を見なくても良いという事実も大きなこと。字幕に気を取られて役者の表情などを見落としていることはよくあるだろうし。
なにはともあれ、エンターテイメントとしてそれなりに楽しめた。背景が懐かしい感じもしたし。