近隣住民説明会

僕が関わっているプロジェクトでのできごと。日記を読んでくれている人に関係者はいないと思うので大丈夫だと思いますが、いやー、酷かった。人間関係の生々しさを目の当たりにしました。
説明会というのはちょっと大きな建物を建てる時に、周辺の住民に「建物を建てますよ」というアナウンスをすることが主旨。特に高い建物の場合、北側の住民に日影が落ちることになり、何かといざこざの元になるもんです。それが今回は公の建物ということもあって、ここぞとばかりに住民は言いたい放題。大きく3タイプくらいの人がいて、一番面倒なのが直接関係がないくせに運動をすることを主旨とする人たち。こういう人が政治家だったりするのですが、兎に角、個人かつ他人の権利をあたかも地域の権利かのようにすり替える。そんな彼らは街づくりが大好きです。次にそのフォロワー。実際に影が落ちるであろう住民なんでしょうが、冬至の日に朝の数十分間落ちるような大した影でもないのに、生存権を侵害されたかのように騒ぐ。詳しいことは分からないけれど、火がついてしまった純情派だと言えます。後は、その他傍観者、つまり大人たち。
基本的に建物を建てるというのは、何かといざこざの元であるのは間違いないのですが、お互いの権利を100%行使しようという前提で議論するもんだから面倒です。どんな社会だって、権利があってもその部分しか行使できないようになっているじゃないですか。彼らが日照権を主張することで、我々の財産を運用する権利を侵害するんですよね。信念とかって何かと人を盲目的にしてしまうので、恐ろしい。
愚痴を書いてしまいました、すみません。いや、最近は楽しい生活を送っています。