建築設計製図第三第一課題

と、漢字で書くとなかなか固いタイトルですが、要するに10月からアシスタントとしてみている学部3年生の製図の提出と講評会がありました。僕もアシスタントをするのは初めての年なので、どうなることかと思いきやでしたが、なんとなく言いたいことは言って、それを素直に聞き入れる学生もいれば、頑固な学生もいる。もちろん出来の善し悪しもあるわけで、基本的にみんなスタートは良かったのだけれど、駄目になる作品もあれば、最後に盛り返してくるものもある。課題は非常勤で来て頂いた千葉学さんによる出題「子供の城」で、課題としてはとても困難なものだったのですが、みんな苦しみながらもなんとかたどり着いた感じ。僕もいろいろと考えさせられたし、フレッシュな人らと話す機会は刺激になった。製図の授業を担当するのは、僕が建築家として今後やっていこうと考えたときに、思考訓練としてとてもためになる。
講評会が終わった後は懇親会、その後研究室に帰って終電まで。千葉学坂本一成、奥山信一、塚本由晴、中井邦夫なんてそうそうたる面子と酒を飲めるなんて、博士に残って良かったと思う。もちろん千葉さんの江田の集合住宅の話も出るわけで、こういうときにどの程度突っ込んで話をしていいのやら、礼節の境界を計りかねるのだけれど、とにかく千葉さんの話を少し聞けて理解が深まったかな。昨日分の日記に反映させます。