建築政治力学特論

以前に書いてますが、僕達の研究室でミュンヘンの集合住宅のコンペを獲ったので、それにまつわる打ち合わせがたびたび行われています。新建築にも載っていたのでご存知の方もいるかとは思います。ちなみに僕は別件でウィーンのプロジェクトをメインで始めています。
先生と担当者がミュンヘンから帰国して、その後の打ち合わせ、13時半から始まり、間に何度かブレイクがありつつも、最終的に打ち合わせを終えたのは23時。最初はミュンヘンからのお客さんと話しをしていたのだけれど、その後は延々と複雑に絡み合った今回のプロジェクトに関わる人たちのパワーバランスについて。マスターアーキテクトとしての僕達とその他の建築家、行政、事業者側もオーガナイザーとデヴェロッパー。それぞれにどういう対応、態度をするか議論が止まない。最近のオフィスでは打ち合わせを短くする為に、立ちながらするということがあるらしいですが、そんなこと始めたらみんなぶっ倒れそうです。