ある子供

6日に友人主催のパーティーでキャピトル東急ホテルに。スウィートに30人近く集まっていたんじゃないかな。なんだか、大人遊びってかんじでした。ドキュメンタリーを撮っている人とか、hhstyleで働いている人とか、貴重な友人ができました。やはり幅広くいろいろな人と付き合うってことで、自らの視野を広げることもさることながら、社会における横の繋がりは後々の財産になるであろう、と最近は常々感じるところ。そのままそこで寝て、溜池山王の「黒澤」という蕎麦屋で昼食をとってから解散。恵比寿に向かう。
原題は「L'enfant」、タルデンヌ兄弟の最新作で去年のカンヌのパルムドールを受賞した作品。前のロゼッタといい、タルデンヌ兄弟ってやたらとカンヌで評価されてますね。なかなか掴みどころのない映画で、批評がしにくい。若いカップルに赤ちゃんが出来たのだが、男のほうがその赤ん坊を人身売買して...という実話をもとにしたもの。なんだろう、言葉にし難いこの感覚がタルデンヌの作風なのか。ロゼッタといい。撮り方がそんなに特別なようには思えないし、ストーリーもそんなに明確なメッセージを発しているわけでもないし、でも、なにかがある、みたいな。
ちなみになんでタルデンヌの映画に出てくる女の子は、少しぽっちゃりしてミニスカートなんだ。