塚本晋也監督、田口トモロヲ主演。塚本さんのデビュー作にして、明らかな低予算映画。話としては、なぜだか知らないけれどだんだんと人間が鉄に侵食されていき、そしてなぜか良く分からない人と戦っているのだけれど、とにかく話はよくわからない。美術とか撮影、編集がすごくよく凝っているのはわかる。でも鉄に侵食されるからって針金みたいなものが人間に絡み付いていくのが良く分からない。鉄といえばそうなっちゃうのかな？ただし、いろんな意味でチャレンジャブルな映画だし、インディペンデント系の映画としてひとつの作り方の方向が示されてるのかな。
