フィンランドのアラビア窯

cube32006-05-06

目黒の庭園美術館でやっているアラビアの展覧会へ、久しぶりに彼女と昼間に出かける。アラビアといえば昨年の夏にエストニアに行ったついでに、ヘルシンキに寄った時に工場にある美術館に行ったのだけれど、いちおうそれとは違うモノが展示されていました。大体、おおざっぱにアラビアが創業した1870年くらい(正確な数字は?)のものから、主なデザイナーの作品を展示してました。実はヘルシンキのアンティークショップに行けば5000円以内で買えるようなものもけっこうあったけれど、まとめてこれだけの物を観れる機会も少ないのでやはり、まあ。
会場となっている旧朝香宮邸はアールデコの傑作と言われるだけあって、そこいらにそのエッセンスがちりばめられていました。幾何学のモチーフ、特にアーチ、ヴォールト、ドームなどの曲面を中心としたシンメトリーの構成の徹底ぶり。照明や暖炉の植物をモチーフにした装飾なども日本ではあまりお目にかかれないようなものじゃないかな。
その後、恵比寿で食料品を。クスクス、アリッサ、ディジョンマスタード、ドライトマトとフランス時代の生活を思い出すような品々。その後、大学時代の友人5人で飲み。