ワン・ポイント・オー

cube32006-03-20

不条理系ナノテクスリラーという宣伝文句がついている映画。π、es、sawとかに近いサイエンスもの。話はともかくとして、映像がけっこう艶っぽく撮られていて、それがとても良かった。全体的に暗いのだけれど黒の中のオレンジ系の色身がウォンカーウァイの作品に近い。背景として出てくる舞台がかなり限定されていたから、全体の映像の雰囲気がぶれることなく一貫していたのが良かったのかな。