京都→山崎→大阪

朝はのんびりして大阪と京都の府境にある山崎へ。目的はサントリーウィスキー工場と大山崎山荘美術館
とりあえず駅前にある利休の茶室、国宝「妙奇庵」の外側だけ眺めるも、やはりほとんど見えない。大学3年の時にみたのだけれど、今となってはどこに写真のデータがあるのかわからない。どこかのCDに入っているはずなんだけれど。
時間的な関係でまずはサントリーのウィスキー工場へ。1時間弱の製造工程の説明。工程上は途中までビールとか焼酎とかなり近いみたい。まずは麦芽を発酵させて、ビールが出来る。それを一度目の蒸溜することで、焼酎並みのアルコールに。さらにもう一度蒸溜すると、ウィスキー並みの度数に。この時点では液体は無色透明で、樽に入れて寝かせることによってあの琥珀色がでるらしい。

ちなみに蒸留するための入れ物は銅の色をしたかわいらしい形のもの。チョットした形の違いがあって、それが微妙な味わいの差をつくるそうです。

一通り見学した後は試飲。山崎12年と白州?年を飲まして頂く。確かにおいしいのだけれど、何よりもただ酒がうまい、なんて書いたら、いかん。普段、ウィスキーなんてあんまり飲まないから判らないのだけれど、とにかくこくがあっておいしかったっす。さらにテイスティングカウンターがあって、そこでもいいものが格安で飲めます。ボトルで105,000円で売っているものが、シングル1杯1000円くらいで飲めたりします。もちろんそれを注文。以外とすっと口を通って、後から香りがふわっと広がる感じ。やはりうまい酒は香りなのか。酔った勢いでそのカウンターで働いている川出さんを写真に納める。自らただの酔っぱらいを自覚しつつ、です。折角なんで載せておきます。かわいらしい方なのでぜひ山崎においで下さい。

その後、大山崎山荘美術館へ。モネの絵はあんまりぱっとしない。僕はあまり好きじゃない。でも僕の大学の大先輩方の焼き物やテキスタイル作品などのいわゆる民芸品をコレクションしていて、それがなかなか良かった。安藤さんの建物は、まあまあ。
大阪に移動、都ホテルに泊まる。村野藤吾設計のホテル、客室はまあ普通。やはりロビーとか共用部の空間であるとかファサードに、らしさを感じました。