サーレマー→ヴィルツ

前日の到着の遅さを考慮して、一日だけ余分にキャンプをすることに。昼過ぎまでビーチでだらだらする。昨日キャンプをしたときには人っ子一人来そうもなかったビーチが瞬く間に美女であふれる。言い過ぎか、親子連れもたくさんいたし、そういう幻想をみたかっただけかもしれない。とにかく昼過ぎには町中に戻って、木陰で昼寝。その後博物館を見学して、帰路に。
と思ったら、帰りのバスがもう終わっている。そのとき未だに夕方6時くらい。そうです、もちろん1日に1本しか目的地へのバスはないのです。当たり前といえば当たり前。僕だけだろうけれど、一人でホテルに泊まる幻想を抱くも、現実的にはそんなこと言い出せるわけもなく、しかたなくこりもせずにヒッチハイクを開始。2時間ほどしてやっと車がつかまり、とりあえず港まで到着。そして運良く船もまだ運航していたのでとりあえずヨーロッパ大陸に生還。しかしその先のバスがある訳もなく、その辺の草むらに分け入り野宿を敢行。生まれて初めてくらいの大量の蚊に囲まれて就寝。目覚めると視界の中に蚊が40匹くらいいるんじゃないかってくらいです。