タリン→サーレマー

クリスティーナの誘いでサーレマーという島にキャンプに。エストニアの自然を満喫しようということだけれど、満喫どころか結果的にはかなり厳しい旅行に。
まずは7時半にタリンでクリスティーナの友達と待ち合わせ。島に船で渡る前の港町ヴィルツに向けて移動が、ヒッチハイクで。まずはバスでタリンの市界まで出てから、ひたすら親指を立てる。1時間くらい後に1台目に乗車。途中まで行って、下ろしてもらい、さらに同様のことを繰り返す。4台を乗り継いでやっとこさヴィルツに到着。このとき既に昼過ぎ。クリスティーナらと合流後、30分ほど船に乗って、再びヒッチハイク。有名らしい教会で下ろしてもらい、昼食をとった後に、さらにヒッチハイクでビーチまで出る。ビーチの水はさすがに北の海、かなり冷たくて足をつけただけでも身震いをするほどなのだけれど、エストニアのみなさまは平気みたい。夕方6時くらいまでのんびりした後、再びなかなか捕まらないヒッチハイクで島で最も大きな街クレッサーレへ。そこで晩ご飯らしきを食べた後、キャンプ場まで歩き出すがゆうに15キロはあるので、さすがに無謀さに気付いて、結局流しのタクシーに乗ってキャンプ場へ。そのときすでに日付は変わっている始末。一日中、歩いてヒッチハイクして、、。ちなみにキャンプ場にテントをはると金がかかるってことでさらに1キロ歩く。
なにはともあれ到着したキャンプ場は海のそばで、その海が途方もなくきれいだったから、疲れたは疲れたけれど行って良かったな、と。その海は10キロ先まで歩いていけるくらい(真偽は不明)遠浅らしい。少なくとも100mくらいは膝下くらいの深さ。内海なのか波はすごく穏やかで、その緩やかな波が海底の砂にきれいな模様をつくっていて、それがずーっと遠くまで見渡せます。ひとことでいうならば幻想的な風景でした。