ホテルビーナス

草?剛主演のなぜか韓国語で撮影された映画。出演者がほとんど日本人なのに。
訳ありの人たちがそのホテルに宿泊していて、お互いに干渉し合わないで生活していたのが、だんだんと滞在者同士で理解が深まっていって...という、ありがちなハートフルな映画なんですが、最近ずっとレトリカルな映画ばかり観ていたのか、こういう強いストレートなメッセージが込められた映画にけっこう感動してしまいました。見方によれば傷をなめ合って生きていくことを肯定した映画に見えるんですが、それも悪くない。優しさのひとつのあり方としては。僕自身、優しさに飢えているんでしょうか、あるいはピュアなものに弱くなったのでしょうか。歳でしょうか。
ちなみに中谷美紀がすごくきれい。花屋の役をやっていた女の子もとても可愛い。