loved gun

で、これも永瀬正敏主演の映画。人情たっぷりの前述作品とは打って変わって、殺し屋役。岸辺一徳も出てますけど、なんか邦画ってやっぱり独特の雰囲気がありますよね。風景がでしょうか。やたらと川原とか原っぱの風景が出てきたり、典型的な渋谷みたいな風景はむしろ出てこない。東京に住む僕としては日常の風景ではなくて原っぱだとかは、むしろ非日常のしかも日本人の持つ原風景的なものとして捉えちゃうんですけれど、それが日常化している人にはどう映るんでしょうかね。それは僕らがlost in translationをみる眼差しと同一なんでしょうかね。