ボキャブラリー不足を痛感

10月で新学期ということで、研究室のメンバーが2名増えます。一人は芸大出身でドイツの事務所で働いていた人、修士で入ってきます。もう一人はスウェーデン人で研究生として。それに伴って、席替えが行われたわけですが、僕の隣にはポーランドからの留学生のカミラが座っています。彼女は僕がフランスに行った時に入れ違いで入ってきたので、日本生活は2年目です。でもとにかく彼女との会話は英語なわけで、まあ日常会話はもちろん大丈夫。たわいもないことは全然平気なんだけれど、いざ建築の会話になるとボキャブラリー不足を痛感。僕の研究のこと、研究の進め方を説明したいのに、普段使わない単語になった途端、頭に浮かばない。例えば、「資料」って言葉。materialsと言うのがまあ無難な解答なんだろうけれど、dataか、あるいはsauceか?と、迷いに迷う。後から辞書を引いて納得しています。そんなに悩まなくても通じるんだろうけれど、円滑な会話のために、そして論文ってのは言葉の定義がかなり重要だと思うだけあって、なかなか言い切れない節があります。まあ、彼女がいてくれるおかげで、いいエクササイズになるんでしょうけれど。
一方でフランス語は抜けて行く一方。ただ未だに英語で会話している途中のとっさの一言がフランス語で出てくるので、まだ大丈夫かなとタカをくくっています。