華氏911

話題作ということで観てきました。前作はなんだかんだで観なかったので。日本では8月公開らしいですが、こちらでは1、2週間ほど前から上映しています。かなりグロテスクな映像を含め、演出家としてのマイケルムーアはうまさがあります。内容ばかり話題になりますが、映画の作り方としても興味深いです。内容が取り上げられるってこてゃ、それだけ彼の言いたいことが伝わってるってことですし。タランティーノが「映画として面白かったから...」発言には納得。
で、問題はこれがノンフィクションだってことですよね。これから半永久的にイラクの人々はブッシュ(=アメリカ人)を憎み続けるかと思うと、世の中から戦争がなくならないのはよくわかります。というか、戦争なのかな、あれって。争った形跡はなかったように見えます。襲ったとしか、思えない。