晴れのち氷

事務所からパリ日本文化会館に行く途中、地上を走る6番線のメトロに乗りますが、氷が突然降ってきました。またか、と思いつつ、近頃は気温が上がらないパリを想う。で、ひょうという言葉を多用しつつも、「あられ」と「ひょう」と「みぞれ」の違いを知らなかったので、調べてみました。ひょうは直径5mm以上の氷の粒、あられはそれ以下のものが降るときに使うそうです。5mmってけっこう際どい数字で、本当にひょうが降ったのか?と言われると、あられが降っていたような気もします。ちなみにみぞれは雪と雨が混じっているときを指すそうです。たしかに「ひょう」を漢字で書くと「氷」、「あられ」は「霰」で確かに粒がでかそうなのは前者です。「みぞれ」はこんな漢字「霙」、混じった感がある気もしなくはないです。で、実際はどうだったかというと、あられとひょうが混じっているかと思われますが、同時に雨も降っていたので、「氷霰霙」なわけです。このように書いてみると、高級な中国のお酒、あるいは胡散臭い薬に見えてきます。