リスボン1日目

とりあえず観光。リスボンは起伏の多い街で交通機関がメトロ、バス以外にもトラム、ケーブルカー、エレベーターがあります。サンタジュスタのエレベーターというのが、エッフェルが設計したものでとりあえず登ってみると展望台というかカフェしかなくて、公共交通機関としてのエレベーターというよりむしろカフェのまわしもんみたいなエレベーターでした。その周辺にあるのがシアード地区といって、シザがマスタープランをしたショッピング街。グリッド状の街路がテージョ川まで伸びていて、ヴィトンとかカンペールとかベタなものがあります。ちなみにリスボンは海には面していないもののテージョ川という川がほぼ湾状のかたちをして、海に流れ込むところに位置しているので、ほぼ海に接していると考えてもいいんじゃないかなという場所です。シアード地区を挟むようにロシオ広場なる広場があったりして、その辺りが中心地区みたいでした。で、すぐにやることがなくなったので、リスボンに来ている留学生3人に連絡をして昼食。その後、98年の博覧会会場の跡地に。そこにもシザのパビリオンがあるんですがどうもしっくりこない。作品集でみるといいのかもしれません、実際にいってみるとあのミニマルな感じが僕にはピンと来ませんでした。あまり書くのは止めておきます。その後、たらたら散歩をしてから昼寝。夜、川沿いの広場でやっていた音楽祭に行った後、アルト地区なるところで夕食。となりに座っていた年齢不詳の、でも金持ちそうな人が「ニッポン!」とか「ビール、お願いします!」などの謎の日本語を連発。最後には苺系のリキュールのディジェスティフを御馳走になる。その彼によれば4月25日は30年前に革命が起きた日。それまでは軍事政権でずっと言論の自由もなかった時代だったようです。ということで、金曜の夜ということもあり、どんちゃん騒ぎ。みんな道で酒を飲んでいました。日本人は珍しいらしく、まあまあ目立つ。