工業都市

旧市街にオペラがあるのだけれども、その界隈は観光地化されていてあまり美味しそうなレストランがなかったので、新市街に移動。リヨンの街はパリと同様に川が都市をきれいに分節していて、ちょうど川(名前を忘れました)が二股に分かれる三角州の周辺に街が出来ています。北を上にして、左岸に山があって旧市街は左岸と三角州の中にあり、オスマンの改造前のパリのように街路がグニャグニャしている。一方、新市街は右岸に広がっていて、それはトニーガルニエが工業都市で描いていたようなグリッド状の街路。たまに斜の街路が挿入されていて、それが歩行者専用の道路というか、リニアな公園になっていたりする。そんな公園に面したレストランで食事。地元民が集まっている食堂みたいなとこ。ラムステーキを。うまい、安い。肉そのものの質が圧倒的に違う気がします。