最近のパリの気候は

もちろん暖かくはないけど、さほど寒くもなく比較的過ごしやすい。最低気温が一桁台の後半くらいで最高気温が十台後半くらいだろうか。でも今年は異常気象だってことはよくわかる。夏にはリヨンの東側1キロ程度いったところの地方都市、グルノーブルで2ヶ月間、語学の勉強を集中してやっていたのだが、その時の平均最高気温は恐らく40度をこえていた。天気予報で38度くらいだと、「今日は比較的涼しいねー」なんて会話をしてことをよく覚えている。そして9月は日本に帰って、10月またパリに戻ってくると1ヶ月前が嘘のように最高気温が10度に満たない日が続いていた。太陽も出ないし、本当に寒かった。11月に入って、やっと比較的穏やかな気候になってきてなんだかほっとしています。
この前、公園を散歩していたら懐かしい匂い(臭い)がして、目の前には鮮やかな黄色が。大きなイチョウの木があったんですね。もちろん匂いは銀杏の匂い。僕の日本の大学にはとてもたくさんの大きなイチョウが植わっていて、周辺のおばちゃんたちが銀杏を拾いに来るんだけれど、そんな懐かしい光景を思い出しました。しばらく暖かければいいなと思っている次第。