BUS174

ブラジルで起こったバスジャック事件のドキュメンタリーフィルム。実際のバスジャックの時に撮られた映像がおもに使われていて、リアルなその場の状況が伝わってくる。下手な役者がやるよりもやっぱりある意味で本物の映像というのがドキュメンタリーの強みだなって思う。僕個人としてはブラジルには多少なりとも憧れがあって、それはサッカーであったり、ハワイアナス(憧れではないけれど)であったり、とにかく文化としてとてもうらやむところが大きいのだけれど、現実的な社会としてはやはり貧富の差は決定的なのかもしれない。というか、格差はどの社会にあるにしろ、やはり食べられないという現実は社会に歪みを生むのかな、と思ったりもしました。