外向き、内向き

今日は研究室の年初めだったわけですが(事実上、4日から行っているが)、いきなり終電での帰宅になってしまいました。明日、コンペの打ち合わせがあるから仕方ないのですが、なんともさい先の良いスタートです。今年は何日徹夜をするのか?数えようか??
それはさておき、帰宅中に山手線が止まりました。目白で人身事故があったらしいです。もちろん暫くは動かないわけですが、その動かないことにイライラしている自分に「はっ」としました。たかだか電車が動いていないだけで、です。
パリから帰ってきて「ほう」と思った僕の変化の1つに「まるくなった」というのがありました。以前は比較的思ったことを、余りにも率直に相手に、しかも針小棒大にして伝えるような質だったのですが、それがかなりソフトになったということだと思います。それはいちおう対社会的に見て良いことなんだろうなと思っていたわけですが、それが今回のイライラで元の自分に戻ってきちゃったか?と、思ったわけです。むしろ以前でさえいら立ちを覚えることはなかったように思います。とにかくパリにいる間は言葉には不自由していたわけで、伝えたいことを消費税程度にしか伝えられなかったから、自然に自分の中で消化するような仕組みが出来ていたんでしょう。それが再び外に吐き出すかたちで消化しようとするようになってきたのでしょうか。
それもこれも正月に妙にフラストレーションを溜めてしまったからかな。暇な時間を生きれない人になりつつあるかもしれない。これもまたパリから帰ってきて変わってしまったことの一つでしょうか。今はなるべく内側に向かうようにします。ええ。