セルフビルディング

しばらく日記が滞っていましたが、課題が忙しかったためです。テーマは「セルフビルド」ということで、自分で作れる小さな家を設計するというものでした。僕は敷地を那須の別荘地に選んで、インフラを賄える別荘を設計しました。写真でわかると思いますが、やたらと屋根がでかい。その屋根で水を集めて生活用水をタンクに貯めます。その屋根はコルゲート鋼板（波板）を２枚重ねたもので出来ていて、半波長ずらしてラジエターのようにして屋根で集熱して空気を温めて、柱になっているダクトで（あるいはダクトになっている柱？）床下の蓄熱層に送ります。夏は夜間にそれをすると涼しくなるというもの。住宅部分は極力小さくしてとにかくエネルギーを浪費しないようにする。てな感じのものです。システムの欠陥は多少突っ込まれたものの、だいたいいい感じの評価を得られたように思います。
フランスから帰国しての初作品なんですが、思いのほかいいものが出来たと思っているんですが。みなさん、ビジュアル的にはどうでしょう？？ちなみに下のボリュームはコンクリートブロック造。その天井は木の架構、さらにその上の大きな屋根はスチールのアングルを組んで、コルゲート鋼板を載せてます。模型は1/20です。