夕陽を

その後ひたすら車を飛ばし続け、夕方前に襟裳岬へ到達。途中、割合奇妙な老人のデイケアセンター兼温泉施設でビーフカレーの昼食。その土地はとにかく牛肉が名物らしい=特に名物はないらしい。日の入りに間に合う。襟裳岬の夕陽は「夕陽100選」に選ばれているらしく、「100選って、たいしたことないんじゃん?」と思いつつも、予想を裏切るまっかな夕陽のきれいなこと。これは言葉で伝えようがないし、写真にも写らない美しさ。そう、空も含めて遠くの景色が空間になるように、包まれる感じでしょうか。しばらくいい歳の男6人+女1人、防波堤の上に佇む。夕食は貝尽くし。