がけっぷちポルトガル

不手際があって後半からしか見れませんでしたが、ボンマッチでした。初戦でギリシア相手に不覚をとったポルトガルでしたが、本日はまあまあの試合をして2ー0で完封。完璧な試合とは言えないものの、初戦を考慮するととにかく勝ち点3をあげたのは次節スペイン戦へ前向きになれるでしょう。開催国がリーグ敗退なんてありえないっすよね、うん。前半7分に早々と先制。後半の前半は良い感じに試合を進めていて、ボール支配率もかなり高く危なげない試合でしたが、時間がたつに連れて明らかに足が止まってきていました。とくにフィーゴ。明らかに一歩目が重くて、ディフェンスを全く振り切れていなかった。後半20分くらいから、ルイコスタが入って俄然、オフェンスは玉が回り始めたけど、フィーゴは動けず、デコとルイコスタ中心にファンタスティックなプレー。その後、フィーゴが交代して若手っぽい、ロナウド(ブラジルではない)という選手。細身の体にロナウジーニョのフェイントとアンリのスピードを(ちょっとずつ)兼ね備えている、という感じのタイプ。今後、注目の選手です。前は良くなったにしろ、ディフェンスの足は止まったままだったのが、課題でしょう。
まあ、しかしながら代わる選手全員が良い仕事をするのは、短期間で多くの試合をこなすこういう大会の重要なポイントだと思います。日本って中山、岡野以来、これといって特徴のあるスーパーサブがいないのが寂しいですね。