6人の隔たり

一度書いた日記が消えてしまうと、本当に萎えます。こういうPC上の問題はいつまでも解決されないでいるんでしょうか...とぼやくのも程々にして。新ネットワーク思考、という本を読んでいます。グラフ理論を相当分かりやすく書いているもので、数学的にというより社会学的に書いているから分かりやすいのでしょう。それを数学的な美学として楽しむ楽しみ方もありますが、社会を読み解くものとして非常に興味深いです。その一つが6人の隔たり。もし世界が誰でも等しくランダムであるならば、友人の知り合いの...という風に、6人目には目標とする誰にでも辿り着くという理論というか、モデルです。その目標は全く関係のない誰でも良いんです、たとえハリウッドスターであろうと、アフリカのなんちゃら族の酋長であろうと。もちろん世界が等しくランダムであるわけがないので現実的には適合しないようですが。そこで次のモデル、ハブとコネクタという考え方がでてきたり...きりがないのですが、とにかくおもろい。僕がこれから書こうとしている都市論にも活かせないかなあ、とおもいます。