日高昆布

cube32004-09-02

早朝に朝日を見るために岬に出る。見事に曇りで、空が青く染まって行く経緯を見守る。前日は月明かりのみの暗闇だったので岩の一つ一つの形は見えなかったのだけれど、今回はばっちり。朝日のかわりに昆布漁を見れた。確か5時半くらいだったか、いきなりサイレンがウ〜〜ッ、と鳴って、胴体が長く、人の肩幅2つ分くらいしかない太さの船が、先端を浮かせながら激しく一斉にスタートする。ある場所を陣取っておらおら的に激しく昆布を挙げる。別にそんな風にお祭り的にやらなくても本当は昆布は逃げないんだろうけど、ある種の儀式的なものなのかな。宿で朝食後、岬の食堂でウニ丼を食う。