Paris Plage

21日から8月の20日までの間、セーヌ川の河岸の一部がビーチ化されています。とはいえ、正確にはビーチではなくて、デッキチェアが並んだり、音楽のイベントをやっていたり、ハンモックがならんだり、貸本屋が現れたり...そんなこんなでいろいろやっております。サンミッシェルの事務所に寄った後、ぶらっとそっちの方に足を運んだのですが、その敷地が本来なら道路のところなんですね。セーヌ川の川べりはあまり良い使われ方をされていないというか、パリ市内の渋滞解消の為の抜け道が造られてあります。つまり川の流れが10km/hとして、その10倍以上のスピードの車がびゅんびゅん飛ばしちゃうんですね。そのスペースを解放しての、この企画。どう考えても使われ方としてこちらの方がいいし、さすがはフランス人でしっかりとそれを利用する柔軟性を持ち合わせている。水着の人もいるしね。端っこの方にトンネルもあって、車が走るとんねるをあんなふうに歩くという、空間体験もまた一興です。