山の方へ

cube32004-04-28

バスの時刻表を手に入れ、比較的便数の多い標高800mほどに位置する集落へ向かう。マディラの中心地であるフンシャルからそれほど遠くないところで、バスで1時間ほど。それでも、かなり強烈。前述しましたが、高所恐怖症気味の2人なんで肝を冷やしました。バスが走る路、途中からずっと崖で2人で「落ちたら絶対死ぬ」を連呼。道幅もバスがぎりで通れるほどで、これが対面通行だから本当に危険。一度、あと1mほどのところで正面衝突しそうになるし、なれっこなのかバスの運転手は表情をぴくりともさせず。その着いた先の村にも特になにがあるわけではないんですが、とにかくのんびりした雰囲気がいい。雲がほんのすぐ頭の先に浮かんでいて、下を見下ろせば谷に沿って、オレンジ色の屋根を架けた家が点々としている。