ランスの大聖堂

で、1時頃について、まずは大聖堂へ。ゴシック教会の最高峰ですね。シャルトルと並ぶ世界遺産で、フランス国王の戴冠式は必ずここでやります。つまり前日行ったルーブルによく架かっている戴冠式の絵の舞台は全てこの教会になるわけです。まず驚いたのはファサードの厚みというか、奥行きというか。正面のアプローチ部分の尖塔アーチが手前から幾重にも重なって小さくなりながらドアまで達します。これはまたいずれ写真を載せます。そしてインテリア、とにかく天井が高い。これだけ縦長のプロポーションの空間に入ったのは初めてだと思います。その高さは自分が室内にいるのか、外にいるのか困惑するくらいのスケールがさせるイリュージョンみたいなものがあります。この建物のステンドグラスは透明な部分が多く、身廊の高さもあってかなり明るい教会です。