メキシコ人フェット

上記のようなことを書くというのは正直書くことがなくなっているわけであります。パリの生活が刺激の少ない日常になっているというわけです。決して悪い意味ではなくて、良い意味で慣れているわけですね、心も体も。とはいえ、僕のパリはメキシコ人社会の中のパリ。今も後ろで友達のチャボが謎の歌をうたっています。メキシコというとみんな「ラテンでー...」というイメージをされるらしいですが、なんかスペイン人とかイタリア人とかのラテンとは違います。正確にはラテンではないし。やはりマヤ文明やアステカとかのイメージを引っ張ってきた方が正しいような気がします。陽気は陽気なんですが、土着とかなつっこいという言葉を足すと良いかもしれません。
そんなメキシコ館でたまにある(しょっちゅうではないです!)フェットが昨夜ありました。ターニャ(誰か未だに判らず)の誕生日でとにかくサルサを踊りまくる。メキシコといえばテキーラだけどそんなには飲まないみたいです、パリでは。サルサは男女2人で踊るわけですが、ステップが非常に難しい。前にも書いたとおもうけど、みんな子供の頃から練習しているらしい。さらに踊れない男=格好悪い男=僕。の方程式が成り立ってしまいました。隣人のモニカと踊った時には爆笑(ばかに)されっぱなし。たしかに普段かっこわるそうに見えたメキシコ人の男達がかっこよく見えるじゃないですか!?あんなに顔がでかくて背が低い大木のような人たちが!この前、求愛ダンスをしていた鳩を見たけど、人も同じなんでしょう。ダンスは重要。
ちなみにメキシコ人はみんなシャツをズボンに入れています。それも重要。