なんでグルノーブルか。

夏に語学学校に通っていたのがグルノーブル。当初からスキーの街というのは知っていて、夏は涼しいこと間違い無しと思っていたのが、今年の夏は酷暑。盆地のグルノーブルでは40℃を越える気温が当たり前で、毎日午後はとろけるように昼寝をしていた街です。人口は15万人、ここもまたトラムが2本走っていて、僕が住んでいた寮のある一帯は筑波のように大学都市として計画されている。広大な敷地にそこそこの隣棟感覚を空けながら、フランス人お得意の芸術的な(!?)建物が建っています。なかにはラカトン&バッサルのポリカで出来た安っぽいファサードの校舎があったり、割合楽しいキャンパス。グルノーブルフット38というフランス2部リーグのチームがあって、今期開幕以来まだ1勝もしていなくて3部降格の危機にあるらしい。一度夏に試合を観に行ったけど、サッカーよりもおっちゃんらの「アレ、アレー」など、野次が飛び交っていた、そんな地方都市グルノーブルです。名物はこれといってないけれど、近くの修道院でモンクが作っているシャットルーズというお酒が絶品。フランスの大手お菓子メーカーHARIBOの工場もあるらしい。ちなみにHARIBOはグルノーブルフット38のスポンサー。僕のお薦めレストランはトラムB線Sant-Claire降りてすぐのrue de l'augustin にあるl'augustineというレストラン。今まで食べたフランス料理の中で一番美味しいところです。訪れることがあれば、是非。とまあ、なんだかんだ一番有名なのは1968年に始めて冬期五輪が開催されただけあって、スキーの街なわけです。